
阿寒国立公園の風景は、一種独特の雰囲気があります。
小学の修学旅行の時、それを感じました。
その後も折りあるごとに訪れて来ました。
でも冬に訪れることは無く、春先に来たのがこれで2度目です。

うっすらと見える道路は現在通行止めになっています。
でも4月下旬の開通に向け、除雪をした跡がありました。

途中、始めての傾斜がありました。
積もった雪の下は、ガリガリのアイスバーンです。
これは、そのアイスバーンにスキーを取られて転倒した跡です。
ただし、私ではありません・・・・・・・・・さて、誰でしょうか?(笑)
湖に向かう時の雪質は最悪でした。
歩くたび、毛皮を貼ったスキーの底に雪が固まってくっつくのです。
足を上げると・・・お、重たい!
スキーが滑ってくれず、湖までの道のりがとても遠く感じました。
それでも気温が上がってくるにつれ雪質がザラメ状に変わり、くっつかなくなりました。


はい、うちのマスターです。ださいおじさんも、山では別人に変身します(笑)。
彼は店にいる時とは大違い。疲れを知らない少年のように、雪山を駆け回っていました。
バンダナにサングラスは山の必需品(?)
私もサングラスが下がるので、ずり落ち防止に借りました。

此処が元来の駐車場がある所です。
お土産小屋も、11月頃から店じまいです。

歩くこと1時間以上、やっと裏摩周の展望台に辿り付きました。
息はハーハー、ゼーゼー・・・でもとっても良い気持ちです。

展望台の周りも雪に埋もれていました。
スキーを外し、埋まりながら上がってみました。
誰もいない・・・・時折湖を渡る風の音だけが聞こえて来ます。

改心の(?)一枚です。
どうぞクリックして大きな画面でご覧ください。
53000バイトありますので、少し重たい画像です。

荷物をここに置いて、散策開始です。
向こうに見えるのが、摩周湖の周りの山です。遠くにはこの前登った藻琴山も望めました。

湖の周りを歩きました。
手前に木が無い所から見ると、無機質の死の湖のように見えます。
でも実際は、感動するくらい美しく、シンと静まり返った空気の間を
時折風が吹き抜けていました。

向こう岸の丘には第一、第二、第三の展望台があります。
夏は観光客で賑わう此処も、冬はいくらか静かなのかも知れません。

摩周岳です。こちら側から見ると、やっぱり形が違います。
夏は此処への登山も盛んですが、冬はどうなのかしら・・・・・。
登ってみたい・・・・。


左に見える山は、先々週登った(麓だけ)斜里岳です。
実際に見た感じは、もっとくっきりした風景でした。
丸太で出来た看板の上に腰を掛け、この山並みを見ながらのお弁当でした。
林の中を歩くのは、とても気持ちが良いものです。
山スキーのおかげで、知らなかった世界を体験出来ました。

空は夕方近くまで、見事な位に真っ青でした。
気温もこの時期にしたら暖かく、午後から雪が降るとの心配もなさそうです。

帰りは向こうの山に向かって、緩やかな斜面を降りて行きます
でも道路沿いを下るのはちょっと面白さに欠けていたので、お土産小屋の後から林の中に入りました。
ところがそれが大間違い・・・・・・・
入り組んだ沢だらけの斜面に迷い込んでしまいました。
45度くらいの斜面を横になって登りました。
スットックを斜面の雪に思い切り刺し、足場を固めながら一歩、また一歩・・・
柔らかい雪の下はアイスバーンです。
一度ズルッと来たら下まで滑り落ちそうな恐怖に、ストックを持つ手に力が入ります。
おかげで次の日は腕がすっかり筋肉痛になりました。
その後は無理をせず、元来た道を少しずつ戻りながら道路沿いに出ました。
車までたどり着いた時はさすがにくたくた・・・・。
でも懲りるどころか、すっかり自信が付いてしまいました。
|